世界遺産と生きる

No.131 世界遺産は観光地ではなく、暮らしの中にある

―― 奈良で暮らして気づいたこと ――世界遺産というと、多くの人は観光地を思い浮かべるかもしれません。東大寺。春日大社。興福寺。正倉院。全国から多くの人が訪れる奈良の世界遺産です。しかし奈良で暮らしていると、それらは特別な観光地というより、...
世界遺産と生きる

No.130 ならまち

―― 古い町並みの中で受け継がれる時間 ――近鉄奈良駅から東向商店街を抜け、猿沢池を過ぎると、そこから先は「ならまち」です。観光客で賑わう世界遺産エリアとは少し違い、細い路地や古民家が並ぶ落ち着いた空間が広がっています。奈良らしい時間の流れ...
世界遺産と生きる

No.129 猿沢池から見る奈良

―― 世界遺産へ続く水辺の風景 ――近鉄奈良駅を降り、東向商店街を抜ける。興福寺の五重塔を横目に見ながら歩くと、目の前に広がるのが猿沢池です。奈良を訪れた人なら、一度は目にしたことのある風景でしょう。しかし地元で暮らしていると、この池が特別...
世界遺産と生きる

No.128 正倉院の隣で育つ子どもたち

―― 鼓阪小学校の運動会を見ながら思ったこと ――先週土曜日、奈良市立鼓阪小学校の運動会を少しだけ見学してきました。朝から快晴。子どもたちは元気いっぱいにグラウンドを走り回り、保護者の皆さんは日陰を探しながら声援を送っています。何気ない運動...
世界遺産と生きる

No.127 近鉄奈良駅から世界遺産へ続く道

―― 奈良の玄関口から世界遺産へ続く道 ――奈良を訪れる観光客の多くが最初に降り立つ場所。それが近鉄奈良駅です。駅を出ると、目の前には東向商店街があります。私は子どもの頃から何度も歩いてきた商店街ですが、ある日ふと疑問に思いました。「東向商...
世界遺産と生きる

No.126 多聞城跡と東大寺

―― 世界遺産のすぐ隣に眠る歴史 ――昨日の毎日新聞奈良版に、多聞城の記事が掲載されていました。実はこの場所、私たち家族にとっても身近な場所です。現在の若草中学校周辺に築かれた多聞城。東大寺や正倉院から歩いて行ける距離にありながら、奈良を代...
世界遺産と生きる

No.125 春日野プールの思い出

奈良で育った私にとって、世界遺産は、特別な観光地というより、毎日の暮らしの中にある存在でした。その思い出のひとつが、「春日野プール」です。夏になると向かった場所夏休みになると、友達と約束をして、春日野プールへ向かいました。東大寺や奈良公園の...
世界遺産と生きる

No.124 世界遺産は、子どもの遊び場だった

奈良で育った私にとって、世界遺産は、「見に行く場所」ではありませんでした。毎日のように通り、遊び、走り回る場所。それが、奈良公園でした。子どもの頃の奈良公園今の奈良公園は、国内外から多くの観光客が訪れています。でも、私が子どもの頃は、今とは...
世界遺産絶景物語

No.123 百舌鳥・古市古墳群と奈良

―― 古代日本をつないだ王たちの時代 ――奈良には、東大寺や興福寺、春日大社など、「奈良時代」のイメージがあります。けれど、その前にも、日本には大きな時代がありました。古墳時代です。大阪の百舌鳥・古市古墳群は、2019年に世界遺産へ登録され...
世界遺産解説

No.122 なぜ奈良の鹿は「神の使い」と呼ばれるのか?

―― 春日大社と1300年続く鹿信仰 ――奈良公園を歩いていると、当たり前のように鹿がいます。観光客の人気者。鹿せんべいを食べる姿。道路を横断する鹿。けれど奈良の鹿は、ただの観光動物ではありません。昔から、「神の使い」として、大切にされてき...