2026-02

危機遺産特集

No.59 世界遺産はなぜ温暖化で失われるのか?

――静かに進む「見えない危機」――奈良公園の朝。いつもより少し暖かい空気に、小鹿が首をかしげました。「冬が短くなったんとちゃう?」その何気ないひと言に、私は世界の出来事をことを思いました。氷河が溶け、海が上がり、珊瑚が白くなる――いま、世界...
世界遺産解説

No.58 ミラノのドゥオーモはなぜ世界遺産ではないのか

――登録されない名建築から制度を考える――世界遺産は「価値がある」だけでは登録されません。明確な基準と判断によって選ばれています。こんにちは、小鹿です🦌危機遺産を巡る旅を終えたあと、小鹿がぽつりと言いました。「世界遺産って、すごい建物が全部...
危機遺産特集

No.57 世界遺産は“管理”がなければ守れない

――保全体制の不備という見えない危機――今朝、小鹿が言いました。「ちゃんと見てる人、おるん?」世界遺産は登録後も管理計画の提出が義務づけられています。■ ガラパゴス諸島登録:1978年危機指定:2007年(のち解除)観光客増加、外来種問題。...
危機遺産特集

No.56 気候変動は世界遺産をどう変えるのか

――見えにくい最大の脅威――今朝、小鹿が空を見上げた。「海、上がるん?」■ グレートバリアリーフ(オーストラリア)登録:1981年危機指定の議論継続中海水温上昇による大規模白化。地球温暖化は一国では解決できません。気候変動の影響は、世界中で...
危機遺産特集

No.55世界遺産はなぜ自然破壊で危機に陥るのか

――違法採掘と密猟の現実――今朝、小鹿が森を見つめていた。「森、守られてるん?」自然遺産の危機は静かに進行します。■ コンゴ民主共和国の自然公園群・ビルンガ国立公園・カフジ=ビエガ国立公園登録基準(ⅶ)(ⅸ)(ⅹ)危機指定の理由:武装勢力の...
危機遺産特集

No.54 世界遺産はなぜ「開発」で失われるのか

――都市再開発と文化の衝突――今朝、小鹿がぽつりと聞いた。「壊したくて壊すわけちゃうのに、なくなるん?」その問いの先にあるのが、都市開発による危機です。世界遺産は「保存」が前提ですが、同時に多くは“今も人が暮らす場所”です。道路、橋、再開発...
危機遺産特集

No.53 世界遺産はなぜ戦争で失われるのか

――武力紛争・政治不安という最大の危機――今朝、庭に来た小鹿が、少しだけ真顔で聞きました。「なんで戦争で壊されるん?」その問いは、重い。世界遺産の危機要因の中で、最も多いのが武力紛争・政治不安です。自然災害ではありません。開発でもありません...
世界遺産解説

No.52 世界遺産はどうやって決まる?

――ユネスコ登録基準10項目をわかりやすく解説――今朝、庭に来た小鹿が、少し首をかしげていました。「世界遺産って、どうやって決まるん?」これまで50以上の世界遺産を巡ってきました。でも確かに、「なぜ登録されたのか」をきちんと説明していません...
世界遺産解説

No.51 世界遺産は永遠ではない

――危機遺産と登録取り消しの現実――今朝、庭に来た小鹿が、少し不思議そうな顔をしていました。「世界遺産って、ずっと残るんちゃうの?」そんな声が聞こえた気がしました。これまで東大寺から始まり、シルクロードを巡り、祈りの都市や自然の絶景をたどっ...
世界遺産絶景物語

No.50 法隆寺(奈良・日本)

――奈良へ帰る。はじまりと、これから。――今朝、庭に来た小鹿が、東の空を見ていました。「そろそろ帰ろか」そんな声が聞こえた気がしました。東大寺から始まったこの旅も、50回目。世界を巡り、祈りの道をたどり、海を越え、また奈良へ。向かったのは、...