No.49 厳島神社(日本)

世界遺産絶景物語
――海に浮かぶ祈り、そして鹿――

庭の小鹿が水辺を見つめていました。
「海の上に立ってる鳥居、あったよな?」
その言葉に導かれて、広島県・宮島へ。

そして、宮島にも鹿がいます。

厳島神社は6世紀創建。
平清盛により現在の寝殿造様式が整えられました。

■ 世界遺産登録理由

1996年、文化遺産登録。

評価基準:

  • 日本独自の神社建築様式(基準ⅰ)
  • 自然と信仰の融合(基準ⅱ)

社殿は潮の満ち引きを利用した設計。
建築と自然景観が一体となっています。

■ なぜ価値があるのか

日本では、自然そのものが神聖とされてきました。
山や海を背景に建築を溶け込ませる思想。

仏教が伝来し、神道と融合し、
日本独自の文化が形成されました。

奈良にも鹿がいる。
宮島にも鹿がいる。

旅は遠くへ行ったようで、
どこかでつながっている。

小鹿は静かに言いました。
「奈良に帰ろ」。

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