No.47 アユタヤ(タイ)

世界遺産絶景物語
――壊されても消えない都――

小鹿が庭で崩れた石を見つめていました。
「壊れても残ってるやつ」
その先にあったのが、タイのアユタヤです。

1351年に建国されたアユタヤ王朝は、
東南アジアの交易拠点として繁栄しました。

王宮や寺院群は壮麗を極めましたが、
1767年のビルマ軍侵攻で壊滅的被害を受けます。

■ 世界遺産登録理由

1991年、文化遺産登録。

評価基準:

  • 東南アジア都市構造の顕著な例(基準ⅳ)
  • 仏教建築の発展史を示す証拠(基準ⅲ)

破壊された塔や仏像の頭部のない姿は、
戦争の記憶を今に伝えます。

■ なぜ守るのか

廃墟は「失われた文明の証人」です。
復元ではなく、痕跡として残す。

それがアユタヤの保存方針です。

小鹿は言います。
「壊れても、なくなってへん」。

次は、
海と岩の景観へ。

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