――壊されても消えない都――
小鹿が庭で崩れた石を見つめていました。
「壊れても残ってるやつ」
その先にあったのが、タイのアユタヤです。
1351年に建国されたアユタヤ王朝は、
東南アジアの交易拠点として繁栄しました。
王宮や寺院群は壮麗を極めましたが、
1767年のビルマ軍侵攻で壊滅的被害を受けます。
■ 世界遺産登録理由
1991年、文化遺産登録。
評価基準:
- 東南アジア都市構造の顕著な例(基準ⅳ)
- 仏教建築の発展史を示す証拠(基準ⅲ)
破壊された塔や仏像の頭部のない姿は、
戦争の記憶を今に伝えます。
■ なぜ守るのか
廃墟は「失われた文明の証人」です。
復元ではなく、痕跡として残す。
それがアユタヤの保存方針です。




小鹿は言います。
「壊れても、なくなってへん」。
次は、
海と岩の景観へ。


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